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スロットルワイヤーの一本引き化とハイスロ化(その2)

【2017.05.15】
無事、一本引き仕様となりました

私のバイク整備・改造のスキルは、過去に乗っていた油冷後期GSX-R750L(1990年型欧州一般仕様)での経験で全て培ったと言っても過言ではないのですが、サーキットでの転倒→ドナドナ→GSX-R750K4に乗り換えてから、あまりの手の掛からなさ、メンテナンスフリーさに驚くと同時に、一抹の寂しさを覚えていたのですが、今乗っているGB250は、年代的にも油冷GSX-Rとほぼ同年代で、メーカーこそ違えど自分の経験やスキルがそのまま活かせるのがなんとも楽しいバイクであります。

で、スロットルワイヤーの一本引き化の話ですが、実は、油冷後期のGSX-Rは、4連キャブの750ccバイクでありながらメーカー出荷時の状態で一本引きのスロットルだったんですよ。

スロットルワイヤーを一本引き化したいって相談をWebを検索すると、やれ「危ないからやめとけ」っとか、「バカじゃないですか?メーカーの仕様には意味があるんですよ!」っとか「メンテさえちゃんとしとけば、二本ワイヤーでもスロットルは重くならないっす!」って返事しか返ってきませんが、私の個人的な経験から言うと、引き側だけでなく戻し側のケーブルが付いているバイクを引き側だけの一本引き仕様にすると、ほんと、劇的にスロットルが軽くなります。感覚的な表現になりますが、スロットルを開ける操作が、「ギリギリ!」っと弓を引き絞るような感覚から、「スーー!」っと、豆腐を包丁で切るような感じになります。

で、何より気持ちイイのが、戻し側ワイヤーが無い方がスロットルが全閉になるまでの時間が短く、もうホント、スパッ!っと全閉出来ますんで、ブレーキング→全閉→スロットルをパーシャルまで当てるって一連の基本操作が本当に楽しいんです。

実は、GSX-R750K4も一本ワイヤー仕様にしてました

前述の油冷後期GSX-Rの例から、私は戻し側のケーブルは不要だと結論づけているのですが、単純に戻し側ケーブルを撤去するだけでは対処しきれない部分も多いので、Webで質問せざるを得ない人達(知識や経験や整備スキルが不明な人達)に対して、「大丈夫だよ」っと答えるつもりはありませんし、結局、バイクの改造は、メリット・デメリット・リスク含めて全て自己責任ですので、そこのところをお間違えないようお願いします。(汗

ってことで、前置きが長くなってますが、戻し側ケーブルの撤去にあたり、まずは現状の確認です。

GB250ノーマルの右スイッチボックス

ボックスからワイヤーが2本出てますが、上が引き側、下が戻し側のケーブルになります。スイッチボックスとケーブルの接合方法はメーカーによっても車種によっても異なりますが、スーパースポーツ以外の車種は、ほとんどのメーカーで「スイッチボックスにねじ込み式」です。(脱着頻度が高い為か、スーパースポーツはボックスに差し込んでストッパーで固定する方式が結構多いですが、これもメーカーさん次第ですね)

これ、何が困るかって、ボックスからケーブルを分離するのに、キャブ側でケーブルを外して、ケーブルをフレームから引っこ抜き、ケーブル自体をぐるぐるネジのように回さないと分離出来ない→ケーブルへの給脂なんてやる気にならない事なんですが、こういったメンテナンス性を犠牲にしても、ケーブルの脱落という致命的な事故を防ぎたいというのは、メーカーの安全設計上譲れない部分であるというのは承知していますので、こういう場末でこっそりブツブツ文句を言うだけにしときます。(笑

フレーム側のケーブルガイド部分。結構ギチギチです。

で、スイッチから出たケーブルは、右側ライトステーとライトケース、ステムの下側の間を通ってエンジン側に取り回され、セミダブルクレードルフレームのアンダーループ上方、ホーンの上辺りでケーブルガイドにメインハーネスとともに一旦束ねられます。ケーブルの皮膜はそれなりに丈夫ですが、ケーブルはここを支点にハンドルの動きに合わせて左右に首を振りますので、結構ストレスが掛かる部分ではあります。ここの取り回しというか、2本がうまく収まるように取り回しを見直すだけでもスロットルはかなり軽くなります。

キャブレターのスロットルリンク部分。
左が引き側、右が戻し側のケーブルです。

最終的にケーブルはキャブレター右側のスロットルリンクに接続されます。クラッチケーブルに隠れて良く見えませんが、私のセッティングは引き側の遊びがかなり少なめです。戻し側の遊びはキャブ側で調整するしかないのですが、ノーマル状態ではロックナットが入ってないので、事実上、調整不可ですね。

ほんと、ここは狭いんで、見えているのにレンチを上手く掛けられない地獄の場所だったりします。(汗

次はいよいよ、具体的に手を加えます。

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