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SHORAI製LiFePo4バッテリーの移設と別体型ETC車載機の設置場所

【2017.05.18】
想像以上に何も入らないGB250のシート下

バイクの世界でもETCが普及しだしてから随分と時間が経ちました。私自身はそれほど高速道路には乗らないのですが、現金・ハイウェイカードの頃から考えると、ゲートでチケットを受け取ったり、支払いの為に料金所に停車したり、カードを財布にしまう為に路肩に寄せたり、10000円のハイウエイカードが風で飛んでいったり....っといった事がいかにストレスだったのかって感じです。

GB250に乗り換える際、GSX-R750K4からバイク用ETC車載機の移設を検討した際、設置場所を決めるのに本当に苦労しました。

一番簡単なのはタンデムシート下の小物入れに設置する事でしたが、個人的にはなんかスマートじゃないなぁって感じ。ステーを切り飛ばし、CDIやらを移設すればメインシートの下のスペースも使えそうですが、ここはエアクリーナの吸気口があるので、ウェスなどを含め、物をあまり置きたくないですし...(困)

油冷機時代のノウハウを活かし、シート下をくり抜き、FRPシートで専用トレーを作る事も考えたのですが、その為には一度車両をバイク屋さんから引き取り、トレー自作後に再度セットアップにお邪魔する必要があるので、かなり面倒くさい。更に、このGB250は、2007年の油冷機へのETC設置でお世話になったバイク屋さんで乗り換えるので、車載機一式さえ送ってくれれば納車整備にETC設置作業も組み込んでくださるって事でしたので、出来ればそうしたい。

さて困ったなぁっとWebでGBに乗っておられる皆さんの状況を検索してもあまりヒットしないんですよ、これが。

で、ETC車載機とは別に、GSX-R750K4に積んでいた、SHORAI製のリチウムイオン(LiFePo4)バッテリーも移設出来るかどうか調べていた時に、「ここだ!」ってスペースをようやく見つける事が出来ました。

品名 型式 高さ 厚さ
GSX-R750K4 純正バッテリー YTX12-BS 150 131 88
SHORAI LIFEPO4バッテリー LFX18A1-BS12 148 105 66
GB250 Clubman 純正バッテリー YTX9-BS 150 105 86
二輪用別体式ETC車載器 JRM11 110 83 24
二輪用別体式ETC車載器 MSC-BE700 113 81 22

上は今回関係する各車用のバッテリーのサイズ及び、ETC車載機のサイズの一覧表なんですが、GSX-R750K4に積んでいるSHORAIバッテリー(メーカーの適合表に載っている製品で、付属のスポンジで2cmほど嵩上げして使用してました)は、GB250のバッテリーサイズとほぼ同じで、厚み(奥行き)だけが20mmほど薄く、また、私が持っているETC車載機(JRM11)の厚さは24mmっと、その差4mm。一般に、こういった部品が収まるスペースにはそれなりに余裕がある事が普通ですので、この空いたスペースに車載機を挟み込めばオッケーって目論見です。

実際の作業はバイク屋さんにお任せで、納車時にETCカードを差し込んで以来確認すらしてなかったのですが、今回、ETCカードの更新があり、設置状況を撮影する機会があったので、かなりレアなケースではあると思いますが、GB250にお乗りの皆様に情報共有ってことで。

移設したSHORAIバッテリー

GB250クラブマン(最終型)のバッテリーケースにすんなりと嵌ってますので、この写真を見るだけだと何の違和感もない感じですね。尚、バッテリーの容量が8Ah(YTX9-BS)→14Ah(LFX14A1-BS12)っと大容量化されてますが、バッテリー容量は大きくなる分については大きな問題は発生しません。

バッテリーの固定バンドを留めるとこんな感じ

厚さが20mmも薄いので、かなりスカスカになってしまいます。単なるバッテリーのLiFeP04化の場合は、この20mmをスポンジで埋める(その場合、奥ではなく手前をスポンジで埋めた方が安定すると思います)事になるかと思います。LiFePo4のバッテリーは本当に軽いので、軽量化目的としての交換もアリだと思います。

最終的な車載状態はこんな感じ

実は結構パツンパツンなんですが(汗、バンド上部の固定ネジも無事に締まりました。バンド裏のバッテリ押さえのゴムパッドを外し、もう少し薄いスポンジクッションにすればストレスもあと少し減らせそうな感じです。

また、左側のサイドカバー裏には書類入れが鎮座してますが、右側のサイドカバー裏には何もないので、この辺りを工夫すれば、純正バッテリーのままでも車載出来る...かも知れません(未確認)。あるいは、上の写真に見えている、バッテリーケース下の車載工具入れを外して、そのスペースに設置(バイク用ETC車載機は防水です)するのも割とすっきり収まる気もします。

ってことで、多分、ほとんどの人にはピンと来ないレポートですが、ご参考になる方がいらっしゃれば幸いです。

スロットルワイヤーの一本引き化とハイスロ化(その4)

【2017.05.16】
紫外線で硬化する、便利なFRPのシート
ヤフオクで1080円程度、送料は140円でした。

ってことで、ノーマルのスロットルパイプの巻き取り径を大きくすることで、ハイスロットル化するのですが、実はこれ、かれこれ17年も前に実施したネタで、ウェブで検索すると、驚くほど一般的な手段になってるっぽくてちょっと嬉しかったり。^^

で、パイプを整形するのは結構面倒くさいので、GSX-R750K4で作業実績もある、紫外線硬化型のFRPシート(フロムシート)を利用して今回も大径化する事にしました。

ノーマルのスロットル巻き取り径は約34mmです。

以前購入したFRPシートは、作業時にほったらかしにしてしまって単なるFRPの板になってしまったので、今回もヤフオクの出品者ページから直販サイトを探し出し、普通郵便出の配送で手配しました。このシート、本当に便利なんですが、とにかく薬品の臭いが強烈なので、作業時は換気をしっかりしてください。

分かりにくいですが、プーリーにFRPシートを巻き、日光に当てて硬化後、
紙ヤスリに押し付け、整形してます。

シートの厚みは公称2mm、実際の施工時は引っ張ったりで多少薄くなるのか、硬化後の巻き取り径は約37.5mm=約10%ほどハイスロットル化した計算になります。タイコ側を若干薄く整形しているので、開け始めはロースロ、そこから徐々にハイスロ化するよう、バリアブル化もされてます。

単品計測するとこんな感じです。

FRPは接着性がありますが、スロットルパイプ自体がPP材なので、力を入れるとこのようにポロッと外れてしまいますので、戻し側のタイコ穴側で小さなタッピングネジか何かで固定するのが一番確実ですが、
  • プーリーの出っ張りにほぼ完全に嵌っており、回転方向にはガタがほぼ無い事
  • 引き側のワイヤーが上に乗る事
  • 左右方向はスイッチボックスの壁で仕切られている事

から、今回は単純に填めただけのアダプタ構造としています。

ってことで、あとは逆手順で組み込みです。

スイッチ側はこんな感じです。

遊びを調節しにくいので、調節ネジの部分のゴムカバーは今回取り外しました。また、引き側のケーブルが刺さる穴がスイッチには残りますので、手持ちの黒いプラ板を切り抜き、ボックスに接着して蓋をしてます。(穴を解放していると水が侵入しますので、必ず塞いでください。首下の短い適当なボルトをねじ込んだり、家具用の穴隠しキャップで埋めるのもアリだと思います)

キャブ側はこんな感じ。
※作業及び撮影の為、クラッチケーブルを逃がしてます。

よく見ると、キャブのリンク部分がバリアブル(巻き始めの径が大きい=ゆるやかに開く、タイコ部分の径が小さい=スロットルの捻り量に対する開度が急になる)な構造になってますね。

 最終的にキャブ側は遊びが一番多くなるように最大まで締め込み、スロットル側で遊びをギリギリまで追い込み、ハンドルを左右に切ってもケーブルにつられてアイドリング回転数が変化しない事を確認して今回の作業は無事終了です。

掛かった費用

紫外線硬化FRPシート:1080円+送料140円
ワイヤーのタイコ:手持ち在庫品
スイッチの穴塞ぎ:手持ち在庫プラスチック板

スロットルワイヤーの一本引き化とハイスロ化(その3)

【2017.05.16】
スイッチボックスを分割した際の景色

ってことで、右側のスイッチボックスを分割するとケーブルが接続されたスロットルパイプが確認出来ます。写真上側が引き側、下側が戻し側のケーブルです。

ここで注意する必要があるのは、この写真の状態が「スロットル全閉状態である」という事で、このまま単純に戻し側のケーブルだけを外してしまうと、スロットルパイプは写真奥側に回転してしまい、いわゆる「ケーブルの遊び」がcm単位で発生してしまいます。

ケーブルの遊びは、キャブ側、スイッチ側である程度調節出来ますが、調整範囲を超える場合は、ケーブルのワイヤー長を詰めるしか解決方法はありません。(あまりに遊びが多いと、最悪、全閉時にワイヤーのタイコが穴から外れてしまいます)

尚、一本引き化した場合のスロットルパイプの全閉位置は、「引き側ワイヤーをタイコをはめる部分の出っ張りが、スイッチボックスの壁に当たった状態(物理的にそれ以上回せない状態)」になります。

ここから先は、いつものごとく手がグリスまみれになって写真があまりありませんので、ざっくり説明すると、
  1. ケーブルの遊びを最大にする
  2. キャブ側でスロットルケーブルを外す
  3. フレームからケーブルを引き抜く
  4. スロットルパイプからワイヤーのタイコを外す(これでスロットルパイプはフリーになります)
  5. ケーブル自体をぐるぐると回転させ、スイッチボックスから分離する
って手順で、二本のケーブルを単品で分離します。

引き側ワイヤーを必要なだけ切り詰めます
実はちょっと切りすぎてます(汗

今回、車体に戻すのは引き側のワイヤーだけですので、上記を考慮してワイヤーを必要な長さだけ切り詰めます。今回は目分量で切ってしまった(タイコを新規に装着する長さを忘れていたのと、ハイスロ化でスロットル径が大きくなる事を忘れていた)ので、かなりキチキチになってしまったのですが(汗、ノーマルのスロットルパイプ(巻き取り径34mm)のままだと、1cm弱詰めるだけで大丈夫な気がします。今回はキャブ側で切り詰めましたが、別にスロットル側で詰めても問題ないです。ついでに言うと、切った状態だとワイヤー単品を皮膜から抜き取れますので、外観をざっとチェックし、戻す前にグリスを薄く全体に塗っておくとワイヤーのコンディションを良い状態で保てると思います。

新設するタイコです

で、ケーブルを再度車体に戻すにはタイコが必要になりますので、在庫パーツとして持っていた、ケーブルに差し込んでいもネジで留めるタイプのタイコを使う事にします。この手の部品は、直径や奥行き、ケーブルの穴の大きさなどがマチマチなので選択にも困りますが、引っ掛けるだけですので、実はそれほど気にする必要はないです。(大きすぎればヤスリで削ればいいだけです)

ケーブルに差し込んでいもネジで軽く固定し、実車で仮組後に本締めってのが正しい流れですが、今回は何も考えずに本締めし、念のために半田を流し込みました。やっぱ、振動が多いバイクだとこの辺りは慎重になります。まぁ、万が一タイコからケーブルが抜けちゃっても走れないだけで、止まらなくなる訳ではないんですけどね。

ってことで、一本引き化だけならこのまま車体に戻すだけですが、今回はスロットルパイプのハイスロ化(大径化)も併せて実施しますので、それが終わってから車体に戻すことにします。

スロットルワイヤーの一本引き化とハイスロ化(その2)

【2017.05.15】
無事、一本引き仕様となりました

私のバイク整備・改造のスキルは、過去に乗っていた油冷後期GSX-R750L(1990年型欧州一般仕様)での経験で全て培ったと言っても過言ではないのですが、サーキットでの転倒→ドナドナ→GSX-R750K4に乗り換えてから、あまりの手の掛からなさ、メンテナンスフリーさに驚くと同時に、一抹の寂しさを覚えていたのですが、今乗っているGB250は、年代的にも油冷GSX-Rとほぼ同年代で、メーカーこそ違えど自分の経験やスキルがそのまま活かせるのがなんとも楽しいバイクであります。

で、スロットルワイヤーの一本引き化の話ですが、実は、油冷後期のGSX-Rは、4連キャブの750ccバイクでありながらメーカー出荷時の状態で一本引きのスロットルだったんですよ。

スロットルワイヤーを一本引き化したいって相談をWebを検索すると、やれ「危ないからやめとけ」っとか、「バカじゃないですか?メーカーの仕様には意味があるんですよ!」っとか「メンテさえちゃんとしとけば、二本ワイヤーでもスロットルは重くならないっす!」って返事しか返ってきませんが、私の個人的な経験から言うと、引き側だけでなく戻し側のケーブルが付いているバイクを引き側だけの一本引き仕様にすると、ほんと、劇的にスロットルが軽くなります。感覚的な表現になりますが、スロットルを開ける操作が、「ギリギリ!」っと弓を引き絞るような感覚から、「スーー!」っと、豆腐を包丁で切るような感じになります。

で、何より気持ちイイのが、戻し側ワイヤーが無い方がスロットルが全閉になるまでの時間が短く、もうホント、スパッ!っと全閉出来ますんで、ブレーキング→全閉→スロットルをパーシャルまで当てるって一連の基本操作が本当に楽しいんです。

実は、GSX-R750K4も一本ワイヤー仕様にしてました

前述の油冷後期GSX-Rの例から、私は戻し側のケーブルは不要だと結論づけているのですが、単純に戻し側ケーブルを撤去するだけでは対処しきれない部分も多いので、Webで質問せざるを得ない人達(知識や経験や整備スキルが不明な人達)に対して、「大丈夫だよ」っと答えるつもりはありませんし、結局、バイクの改造は、メリット・デメリット・リスク含めて全て自己責任ですので、そこのところをお間違えないようお願いします。(汗

ってことで、前置きが長くなってますが、戻し側ケーブルの撤去にあたり、まずは現状の確認です。

GB250ノーマルの右スイッチボックス

ボックスからワイヤーが2本出てますが、上が引き側、下が戻し側のケーブルになります。スイッチボックスとケーブルの接合方法はメーカーによっても車種によっても異なりますが、スーパースポーツ以外の車種は、ほとんどのメーカーで「スイッチボックスにねじ込み式」です。(脱着頻度が高い為か、スーパースポーツはボックスに差し込んでストッパーで固定する方式が結構多いですが、これもメーカーさん次第ですね)

これ、何が困るかって、ボックスからケーブルを分離するのに、キャブ側でケーブルを外して、ケーブルをフレームから引っこ抜き、ケーブル自体をぐるぐるネジのように回さないと分離出来ない→ケーブルへの給脂なんてやる気にならない事なんですが、こういったメンテナンス性を犠牲にしても、ケーブルの脱落という致命的な事故を防ぎたいというのは、メーカーの安全設計上譲れない部分であるというのは承知していますので、こういう場末でこっそりブツブツ文句を言うだけにしときます。(笑

フレーム側のケーブルガイド部分。結構ギチギチです。

で、スイッチから出たケーブルは、右側ライトステーとライトケース、ステムの下側の間を通ってエンジン側に取り回され、セミダブルクレードルフレームのアンダーループ上方、ホーンの上辺りでケーブルガイドにメインハーネスとともに一旦束ねられます。ケーブルの皮膜はそれなりに丈夫ですが、ケーブルはここを支点にハンドルの動きに合わせて左右に首を振りますので、結構ストレスが掛かる部分ではあります。ここの取り回しというか、2本がうまく収まるように取り回しを見直すだけでもスロットルはかなり軽くなります。

キャブレターのスロットルリンク部分。
左が引き側、右が戻し側のケーブルです。

最終的にケーブルはキャブレター右側のスロットルリンクに接続されます。クラッチケーブルに隠れて良く見えませんが、私のセッティングは引き側の遊びがかなり少なめです。戻し側の遊びはキャブ側で調整するしかないのですが、ノーマル状態ではロックナットが入ってないので、事実上、調整不可ですね。

ほんと、ここは狭いんで、見えているのにレンチを上手く掛けられない地獄の場所だったりします。(汗

次はいよいよ、具体的に手を加えます。

スロットルワイヤーの一本引き化とハイスロ化(その1)

【2017.05.11】

軽いのがイチバン


ヤフオクから拝借した、GB250Clubmanのスロットルパイプの写真
写真左の穴に引き側、右側のに戻し側のワイヤーを引っ掛けます

というわけで、ミニスワローハンドルを装着したGB250 Clubmanですが、ライディングポジションが程よく前傾したこともあり、ライディングがすこぶる楽しくなりました。

...楽しくなりはしたのですが、

ライディングポジションが前傾した→運転操作がスポーツ走行寄りになった→ダルい部分も気になりだした

っという、よくありがちな無限ループに突入してしまった感もあります。(汗

そういう点でも、ノーマルのポジションというのは、開発に時間をかけただけあって、とても良く出来ているなぁっと思いますね。

で、ポジション変更に伴って顕在化したダルい部分ってのは、


  1. スロットルの反応がダルい(排気量の割には操作感が重い)
  2. ステップの踏み心地がダルい(ラバーステップは久しぶりなので気持ち悪い)
  3. リアの挙動がダルい(リアサスにはもうちょっとシャキッとして欲しい)

って感じで、そのどれも、実用に際してはそれほど困らないんだけど、もうちょっとなんとかした方が気持ちがいいのは確かなので、取り急ぎ、この3つの中で一番ライデイングフィールに直結している、スロットルの反応のダルさの改善に取りかかる事にしました。費用も3つの中では一番掛からない改造ですし。(笑

改造に取りかかる前に出来る事としては、


  • スロットルワイヤーへの給脂
  • スロットルパイプ摺動部への給脂
  • スロットルワイヤーの遊び調整
  • スロットルワイヤーの取り回し変更

なんかが挙げられますが、この辺りは納車時及びハンドル交換時に調整済みなので、自身の過去の経験に基づき、


  • スロットルワイヤーの1本引き化
  • スロットルパイプの大径化(ハイスロ化)

で改善を目論む事にしました。

因に、GB250 Clubmanのスロットルワイヤーは、引き側、戻し側の2本のタイプですが、このタイプは、

気楽にスロットルパイプを取り外し出来ない(キャブ側でどちらかのワイヤーを外し、スイッチボックスを割り、スロットル側のタイコを抜いてやっとスロットルパイプがフリーになる)→ワイヤーやパイプへのこまめな給脂をする気にならない→ますます重くなる

って悪循環が発生しがちなのですが、引き側1本仕様にすると、

スロットルパイプ側でワイヤーの遊びを増やす→スイッチボックスを割る→パイプからタイコを外す

だけでスロットルを引っこ抜けるので、こまめにメンテしようって気になる...かもというメリットもあります。

まぁ、GB250 Clubmanのキャブリンクはフレーム右側から丸見えなので、4連キャブなんかと違ってキャブ側でのワイヤー脱着もそれほど苦ではないんですが、あそこ、フレームが近くてレンチを掛け辛いんですよね。

ってことで、必要部材の在庫確認・新規調達もほぼ整いましたので、次回からは写真を交えた具体的な作業レポートになります。

Swallowハンドルへの換装(その3)

【2017.05.09】

ハンドルウェイト&バーエンドの組み込み

GSX-R750K4用にとストックしていたCBR1000RRの純正ハンドル
換装して気持ちUPする予定だったんだけど、結局使用せぬままGSX-Rは処分したので
完全な余剰パーツでした

ってことで、無駄に長いハンドル換装コンテンツも今回で最終回です。

ハンドルの位置も角度もほぼ決まったので、あとはグリップやスイッチ、バーエンドを装着すれば完成って感じです。

当初は、GB250のバーエンドをそのまま移植しようと思ってたんですが、引っこ抜くのが面倒臭そうだった事、グリップのすっぽ抜けという万万が一の事を考えるとバーエンドはハンドルバーの直径よりも太い物の方が好きな事、ミニスワローのグリップ部分が約20cmと、移植には十分であるにせよ若干短めだった事などから、ストックパーツを漁った結果、完全に未使用となっていたCBR1000RRの純正ハンドルから、バーエンドとハンドルウェイトを移植する事にしました。

ホンダ純正のバーエンドは移植の為の加工が若干面倒くさいので、GB250のハンドルからバーエンドを移植する(プライヤで掴んで引っこ抜く)か、市販品を使うのが一番楽かと思いますが、できるだけ投資を抑えたいのと、250ccとはいえ、GBは振動が大きいシングルエンジンですので、4倍も排気量があるCBR1000RRのハンドルウェイト&バーエンドで更なる振動低減を目論むって算段です。

CBRのハンドルに仕込まれているなかり長くて重いウェイト
ハンドルバー内に打ち込み、バーエンド側に開いた穴に爪を引っかけて抜けを防止する構造です。

ぶっちゃけ、ここから先は殆ど写真がないので、文字だけでレポートすると、
  1. CBRの抜け止め穴の位置をバーエンドに巻いたテープにマーキングし、そのテープをスワローのバーエンドに巻いてドリルで穴をあける(片側2カ所、穴径5mm)
  2. クラブマン純正ハンドルにテープを貼付け、スイッチ用穴の位置を転写し、それをスワローに貼付け、ドリルで穴をあける(片側1カ所、穴径5mm)

ってだけなのですが、スイッチの穴は、端からの距離だけでなく、垂れ角も考慮して位置を決める必要があるので、本当は実機に仮組して穴位置を決めるのが一番確実です。(実際、実は最初に開けた穴位置ではスイッチが上向きすぎてしまい、操作性の悪化とレバー類の干渉が発生し、あけ直す羽目になりました...)

こちらがCBRの純正ハンドルバー+バーエンド
バーエンドがハンドル径より太いため、グリップの抜け防止にもなってます。

写真の通り、CBRのバーエンドは、バーエンド側で8mm程度ハンドルが延長される構造になってます。逆に、GBのバーエンドは、外径がハンドルバーと同寸ですが、スロットルグリップやハンドルグリップが同じだけバーエンドに被る構造になってますので、単純に打ち込むタイプ且つハンドル径よりも外径が大きなバーエンドを使う際は、ハンドル端からスイッチ穴までの距離の計測は慎重にする必要があるかと思いますし、純正ハンドルのまま、バーエンドだけ交換(そんな人いるのか?)する場合も、パーツのチョイスには注意が必要かと思います。

私は人差し指・中指の2本でレバーを操作するライダーなので、僅か8mmとはいえ、グリップ側のハンドル全長が伸びれば、それだけレバー位置を内側に寄せられる(レバー比を稼げる)ってのも今回の流用のメリットだったりするのですが、まぁ、この辺りは正直、好みによるとしか言えない部分ではありますね。

因に、最終型(コンチハンドル仕様)であれば、スロットル、チョーク、クラッチなどの各ケーブル類、左右スイッチ類の配線、ブレーキラインは全てそのままの取り回しで大丈夫でした。(干渉もなし)

ブレーキラインは、マスター側で取り出し角度を気持ち調整した方がいいかもって気もしますが、この辺りはハンドルの垂れ角やブレーキレバーの角度とも絡んできますので、乗り込んでから追々調整していくのが良いかと思います。

コクピット風景の再掲
ちょっとバーエンドがゴツ過ぎる気がしますが、それほど不自然ではないと思ってます。


ってなわけで、計3回に渡った、ミニスワローハンドルへの換装レポートはこれにて終了です。

掛かった費用等:

 ・ハリケーン ミニスワローハンドル(中古):1100円+着払い送料:1134円
 ・'04〜'07年式用 CBR1000RR用ハンドル一式(中古):2012年調達品のため、資料なし(笑)
 ・中華製ショートミラー(新品):2000円(アリババ直送、送料込み)

Swallowハンドルへの換装(その2)

【2017.05.08】

仮組

前回、届いたハンドルを開梱し、室内での簡易計測までを済ませまてますので、いよいよ、実車に仮組して、本当に装着可能なのかをざっくりと確認します。


GB250は、トップブリッジの上にバーハンドル用のマウントがあり、それにハンドルバーを挟み込む事で固定する簡単な構造ですので、仮組も簡単で助かります。(これまで乗っていたバイクはほぼ全てトップブリッジ下にフォークマウントされたセパレートハンドルの車両ばかりだったのです)


今回はミラーも換装するのですが、そうでない場合も、作業がしやすいよう左右のミラーは一旦取り外して作業したほうがいいかと思います。



最終型の純正コンチハンドルのポジションはこんな感じです。
一文字からバー1本分ほどUPした感じなんすかね?

右一杯にハンドルを切った状態のクリアランスはこんな感じ。

固定ボルトの頭を隠している化粧蓋をマイナスの精密ドライバーでこじ開けると、ヘキサゴンボルトの頭が見えますので、これを6mmのヘキサゴンで緩めると、ハンドルがフリーになりますので、ケーブルなどはそのまま、純正ハンドルをメータ側にごそっと動かし、ミニスワローを仮組してみます。


仮組するとこんな感じです。

クリアランスも特に問題なさそうで一安心です。

コンドルハンドル同様、実はスワローハンドルも正逆両方の付け方があるのですが、仮組の結果、逆付けでもクリアランスは十分確保出来ることが判明しましたので、今回は逆付けでポジションを可能な限り下げつつ、最近のスーパースポーツに倣い、バー自体の垂れ角は少なめで行く事にしました。

上手く書けませんが、トップブリッジの上面と、スワローハンドルのU時クランプ部が横から見た時に平行になる感じでセットしてます。(バー自体の垂れ角は13度らしいので、これプラス、キャスター角(27度)が、地面に対する実質的なハンドル垂れ角になります)



新旧のハンドルを重ねるとこんな感じ。
グリップの位置は殆ど変わらず、高さと絞り角度だけが変化する感じです。

Blog作成用に写真を撮ってなかったので、スナップ写真から
適当に合成してみました。
撮影時の角度が合ってないのであくまで参考程度の比較写真となります。

次回は、スイッチボックス用、及び、ストッックパートとして持っていたCBR1000RR用セパレートハンドルからハンドルウェイト&バーエンドを移植する為の穴をハンドルバーに開ける加工に移ります。

Swallowハンドルへの換装(その1)

ハリケーンさんのミニスワローを装着しました

【2017.04.30】

ハンドルの選定→調達まで

2015年の冬に購入後、ミラーやブレーキ類の角度を調整した程度で放置していたGB250 Clubmanですが、いわゆる「Cafe Racer」スタイルへのモデファイを密かに決意し、この2017年春に一気にパーツ調達→作業を開始しました。

第一弾は、ハンドルとミラーの交換。

私の乗ってるクラブマンは最終型ですので、初期型の一文字ハンドルとは違って、ちょっとアップしたコンチハンドルが標準なのですが、元々がGSX-R750K4と交換して手元に来たバイクということもあり、なんつーか、乗ってて眠くなるんですわ。乗り換え当初はそれもまた良して感じだったんですけれど、絶対的な速度が遅いのはイイとしても、操ってる感じが希薄というか...。けどまぁ、標準的なネイキッドのポジションと比べると、それでもまだ前傾している方だと思うんですけどね。

とはいえ、一気にセパレートハンドル化ってのも敷居が高いので、まずは、換装が比較的簡単なハンドルバーの交換でしっくりくるポジションを探っていくって作戦です。

ってことで、換装例をざっくりGoogleしたところ、ちゅう太さんがハリケーンのコンドルハンドルを逆付けした、「GB250カフェ化計画」ってコンテンツを参考にさせていただき、

 ・同じハンドルに交換したレポがWeb上に複数あっても仕方がない
 ・コンドルの逆付けはポジションがきつすぎ、かといって正付けだと上すぎる

ってことで、ちゅう太さんの選んだメーカーと同じハリケーン(大阪単車用品工業株式会社)の、「ミニスワロー」に的を絞り、地道にヤフオク出品を待つこと3週間、1100円で中古品を無事落札する事が出来ました。ちなみに送料は着払いで1134円でしたので、計:2234円でした。新品が4500円程度ですので、まぁまぁ安く手に入りはしましたが、やっぱ、送料がバカバカしい感じではありますね。^^;

届いたミニスワローハンドル
中古品ですがバーには穴を開けた形跡もなく、若干錆びてはいましたが、スチールウールで磨けば錆は綺麗に落ちました。出品者の他の出品物から想像するに、おそらくXR100モタードで使ってたものっぽいです。


ミニコンドルのGB250への装着実績があるとはいえ、モンキーやエイプなどミニバイクでの利用を想定したサイズ設定ですので、グリップ幅やスイッチボックスサイズの大きいGB250のスイッチ類が綺麗に収まるのかは、事前情報だけでは正直微妙な感じでした。



ハリケーンさんのハンドルは、サイト上にサイズが明記されているのですが、一番心配だった、グリップを取り付ける部分の長さが不明だったので、ざっくり実測すると、約20cmほどありましたので一安心です。これなら、単純に打ち込むバーエンドでも、ぎりぎり収まる感じです。

バーエンドから溶接部分までは実測20cm弱って感じです

ってことで、続きはまた後日。